変なサッカー好きの大学生が書くブログ

スウォンジーサポの大学生が欧州サッカーについて書いてるブログです。 翻訳記事、プレミアリーグのプレビューや雑記などをしていきます。それ以外の情報はTwitter(@s1126khbxyz)で流しているので是非フォローよろしくお願い致します、

スウォンジーVSマンチェスターシティ 両チームのバイタルの使い方

昨夜のシティ戦は1-3で敗戦。非常に良い試合をしながらも、欲しいところで点が取れず、苦しい展開になりました。いくつかの場面を簡単に振り返っていきたいと思います。

 

 

まずは失点シーン。

f:id:mwmpxpp:20160925114815j:image

▼相手ボランチフェルナンジーニョが持った場面。守備のバランスが非常に悪いです。本来であれば一番深い位置を取るべきシグルズソンが訳の分からないポジションにいるのがよくわかります。コークは何やら彼に指示を出していますね。

 

 

f:id:mwmpxpp:20160925114950j:image

▼で、そのサニャにボールが通るわけで。サイドの2対2は一般的にはSH+SB(+ボランチ)ですが、シグルズソンは明らかに間に合わない距離にいます。サポートにいったのがデブルイネということもあり、コークは割り切ってサイドでの守備に切り替えます。

 

 

f:id:mwmpxpp:20160925115221j:image

▼ですがコークも若干遅れをとっており、ノートンは少しの間1人で対応しなければなりません。ノートンが突っ込めばオレンジで示したスペースを使われて大ピンチになる事は確実です。アマトはDFGK間へのクロスを警戒すると共に、サイドを崩された際のカバーリングも頭に入っているはず。

 

f:id:mwmpxpp:20160925115546j:image

 ▼そしてこうなりますが、もう殆ど崩壊しています。外側にフリーの選手が1人いますし、アマトは多分中の状況を確認出来ていません。ぽっかりと空いたスペースに通され、彼の視線が変わった瞬間に1トラップで軽く振り切られました。アグエロのコントロールは見事。そして問題なのはバイタルがスッカスカなこと。この試合通してもそうでしたが、フェルは守備面に難がありすぎます。

 

次に、この試合で最も良い形を作った前半分の場面。逆に相手のバイタル利用からサイドへ数的優位を作りました。

 

f:id:mwmpxpp:20160925190042j:image

▼シティが前がかりにプレスをかけてきたシーンです。この日はブリットンがうまくプレスを掻い潜ることが多かったですね。

 

 

f:id:mwmpxpp:20160925190150j:image

▼ファンデルホールンが相手の2列目の包囲網を避けたところにいるフェルに通します。シティは2ボランチの一角であるギュンドアンまでもが非常に高い位置にいましたから、中盤には意外とスペースがありました。

 

 

f:id:mwmpxpp:20160925190346j:image

▼サイド寄りで受けたフェルは残りのボランチであるフェルナンジーニョを引き付けます。ボールを受けた位置、パスを出すまでの時間の取り方は、バイタルを開けるためには抜群でした。逆サイドハーフシグルズソンがこのスペースにうまく入り込んできます。

 

 

f:id:mwmpxpp:20160925190540j:image

▼ボールを受けたのは右サイドバックのランヘル。ここで直接的にシグルズソンに通しても良いですが、ゴールから遠いためチャンスになるかは微妙です。シティの4バックに対してスワンズはラウトリッジとジョレンテの2枚しか最前線にいませんから、単純に考えれば守られてしまいます。

 

 

f:id:mwmpxpp:20160925190747j:image

▼そこでランヘルはまずコラロフに対して仕掛けます。セオリーとしてはラウトリッジが矢印のようにストーンズをサイドに引っ張って、中を利用することでしょうか。ただ、それだとストーンズオフサイドトラップを仕掛けるために彼が無効化されてしまう可能性があります。

 

 

  f:id:mwmpxpp:20160925190900j:image

▼そこで、ラウトリッジは敢えて止まり、ストーンズを自分に食いつかせます。するとストーンズの裏にスペースができ、ここでシグルズソンが受ければゴールに直結できるはずです。FWのジョレンテはクロスを呼び込む振りをしてファーに逃げ、シティの2CBの距離を広げます。

 

f:id:mwmpxpp:20160925191147j:image

▼ただ、ここでランヘルのパスが少しズレます。シティの選手は自陣に戻ってきてしまい、シグルズソンもゴールに背を向けています。しかし、ここで気が利いたのはコークの動き。一つ前の場面よりも外に動き、左サイドに数的優位を作りました。大外には左サイドバックノートンが高い位置まで上がってきています。

 

 

f:id:mwmpxpp:20160925191405j:image

シグルズソンはコークに繋ぎ、DFを引き付けて絶妙のタイミングで走ってきたノートンにパス。既にジョレンテは「勝ちの位置」をとっており、クロスもぴったり合いました。

 

f:id:mwmpxpp:20160925191535j:image

▼まあ結局入らないところがスワンズらしいですが、最終ラインの繋ぎからゴール前までほぼ全員が絡んで作ったチャンスでした。それにしても、シティはバイタルがあんなに空いてるにも関わらず、ずっと放置していたのが気になります。

 

 

とりあえずこの2つの場面をピックアップしてみました。今後も色々やっていきたいと思います。